「第5世代風の見える化パネル」では、第4世代の設計を基に、電源などの安全設計の追加、構造の見直しによる組み立て性の向上等、有償貸出や販売に耐える品質向上を目指した。ものづくり部門と協力して開発を進め、部品選定をはじめ、ケースや専用運搬箱の開発、ハードウェアの検査調整環境の効率化などさまざまな面で生産性の向上を図り、数の面でも効率的な生産が可能となった。
チーム各員の得意技術を活かした分担が実現し、「第5世代風の見える化パネル」の開発を通してKOAの応用技術開発が新しいページを開いたと言っても過言ではない。
432chの第3世代平面型風センサモジュール、風速演算(8bit廉価版マイコン)、9chの通信I/FとLED制御(FPGA、16bitマイコン)、全体通信統合及びLAN I/F(FPGA、16bitマイコン)を備えた制御ボックス、PCからLEDの色やしきい値変更に対応
LED | RGB3色 |
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センサ | 面実装型センサ素子 |
センサ数 | 432個 |
マイコン | 8bit |
外部I/F | UART(調整用)、LAN(データ出力) |
有償貸出対応 |
コンテンツの質の向上、ベース技術の特徴を伝えることを目指し、「第5世代風の見える化パネル」のプロジェクタ版では、ゲームエンジン「Unity」を使用した開発をスタート。ベースとなる技術を伝えるコンテンツと、ベース技術を使い魅せる・楽しむコンテンツの2つ方向性を打ち出した。2016年のアプリで製作した風速値、風車、矢印、ヒートマップ表現に「Unity」ならではの3D、リアル感をプラスし、ブラッシュアップを行った。
風速値[m/s]表示/16bit生データ表示切替対応、風速値に応じた文字色変更、他コンテンツへのオーバーレイ表示可能(一部のコンテンツには非対応)
プラットフォーム | Unity |
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解像度 | 1920x1080 |
コンテンツ数 | 7種(2018年3月時点) |
更新レート | 60fps(環境により異なります) |